ご飯がとってもおいしく炊ける段付き鍋です。
職人が使い手に寄り添い作られた「段付き」という形は、ご飯を炊く際、最初の強火の沸騰のタイミングで噴きこぼれにくいので、コンロ周りを汚すことがありません。
*ご飯の炊き方
まずは、強火にかけて、沸騰したら火を弱め(沸騰すると蓋がカタカタ鳴るので気がつきます)それからタイマーをセットして2号炊きの場合で11分。
蓋の隙間から水分が出ても、段付きなので吹きこぼれることがないというのがこの鍋の大きな利点です。
タイマーがなったら少し蒸らします。
米粒が立って、おいしいご飯の炊き上がりです。
水加減は個人の好みですが、お米に対し1割多い水を入れます。米の銘柄や、つけておく時間などで多少は変わりますが、だんだん好みの炊き方がわかるようになると思います。
鍛金という技術で京都の職人が一つ一つ手仕事で作っています。鍛金(たんきん)とは、金属を叩き、伸ばして器などを作る技術のこと。この技術により、表面積が広くなり、熱伝導率が良く、保温性も高いのが特徴です。
こびりつくこともなく、手入れも簡単で、なにより鋳物の鍋に比べて軽く、使いやすいです。
キッチンに置いた時の「昔ながらのお母さんの台所」的な佇まいも美しい鍋です。